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VANTECH ZiL
バンテック製ジル ガラスコーティング施工後の再加工メンテナンス<=ガラスコート剤 :AKARI 1.3><=ルーフまわりは透明下地塗装仕様施工
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神奈川県川崎市よりこの度もありがとうございます。昨年の初期施工でご利用いただき1年経過しましての今回再加工メンテナンスでお越しくださいました。この大きなボディですがいろいろご自分でも気にしてがんばっていらっしゃるようですね。しかしみなさまではお手入れできることは限られていらっしゃるでしょうし、そもそもできない?・・(=特にルーフ面は)という現実もあるかと存じます。きれいに乗り続けたいオーナー諸氏には”正しい”方向に導いてくれるプロのフォローアーが必要であるのが、これも現実(=ご愛車見るたびに見て見ぬふりするバーコード、キャンピングカーは装備だろ!っと強吹かないでも済みますしね〜)。では再度仕上げ直させていただきますのでしばらくよろしくお願いいたします。
<2012/06/24お持込、今週末仕上げの予定で進めさせていただきます(
=お引渡しについては後日お知らせ申し上げます)>
(ご入庫履歴) '11/05 '11/12
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いつもながら作業はすき間などの細々しいところからはじめさせていただきます。タイヤハウス内、アルミホイール、タイヤ、タイヤの巻き上げるグリーンのところなどチェック洗浄してゆきます。ドロよけなんかも多少なり路面からのブツも固着していますのですっきりさせました。アルミのセンターキャップはサビますね。飛び石で直ぐ素地までぶつかってしまうのでしょうね、施工させていただいたコーティングも素地のメッキも一気に割れてしまうという感じでしょうか。今後のケアをするとなるとコーティングとは別次元の対応をするしかないでしょう。まずは新品にして、そして透明な厚みのある防錆処理などが必要となるかと思います。
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ドアまわりも半年分の汚れはお手入れさせていただきました。”上”からの汚れがここへ流れてきますので、たまにしっかり洗いませんと正に”見て見ぬふり”するしかないベタベタ汚れで覆われます・・
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グリーンの部分の下部(=斜めに下まわりの方へまきかえしているところのことです、乗用車で申すとサイドステップまわりのようなところ)を前から後まで洗ったり、ブツがあるところは水研ぎを行いスベスベにしてゆきます。 写真はDIYによるクリーナー類の作業跡ですね。サビ落しのためにご利用されたのでしょうか?そんなパーツ単品の作業だけならそれで良いですが、ボディ面にも多少作業跡らしきものもありました。ノンシリコン、ノンワックスというのが挨拶代わりのキャッチフレーズの市販通販ケミカルですが入っていますから、そういうことを意識しながら使っていただきたいと思います(=例えば・・ある10ということを8〜12だったら10として良しとするということです。代数幾何のような世界でしょうか。国産牛が何ヶ月、何年日本に居ればそう表示できるとか・・そんなようなことです)。

”ノンシリコン”ですが油分がいっぱい入っていますので一時的な艶と水弾きのかわりに大気中の汚れを寄せます。”ノンワックス”ですが研磨剤が入っていますので汚れを落すかわりにコーティング皮膜を多少なりとも削っているというイメージでお使いいただければ良いかと思います。具体的には言いますと優しく擦る、拭くクロスも考える、そして出来る範囲少量でお使いいただくということですね。意識するだけで全然違います。
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あとは上〜下へと洗ってゆきます。この白化状態です。当店のコーティング1年でこの状態ですから、コーティングとしての皮膜厚や成分とかの次元では現実の紫外線(=いわゆるUV-Aの、その中で長波長の部分の紫外線が当店のコーティングでも透過してしまうという意味です)は止められないという現実です(=透過してしまうということです。5%、10%透過しても自動車塗料でないゲルコートには影響が大きい証拠がこの写真です)。人間でもお肌のデリケートな方、皮フ疾病のある方は紫外線99%カット(=ホントに99%カットしているかはここでは置いておいて・・)というものであっても炎症したり、アレルギー反応をしたりと紫外線の1%のエネルギーの強さを思い知るわけです。ちなみに特許を調べてみたのですが自動車フロントガラスの合わせガラスの高性能なものに紫外線吸収剤をねじ込んで99%カット、サイド強化ガラスで90%ほどなんですね。あの厚さでそういう現状ですから1ミリんも満たないコーティング皮膜にそもそも同じ機能が付加できるか・・という現実です。そこででてくるのが透明下地塗装という今回の作業内容であります。施工側もそういうことを一般ユーザー様に伝えてあげる義務があるとわたくし思うのですがそうしているお店、メーカーは見たことがないです。ユーザー様側もそれこそ簡単に商品キャチフレーズに飛びつかないことで対策するしかないでしょうね。
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小難しいことをついつい申し上げてしまいますがそんなに気にしないでください。ルーフは適時プロのフォローが必要という現実をお伝えしているだけです。問題なくツルツルに戻りますからね。汚れ自体も初回ご入庫時よりは全然よく、今回の洗車の段階で線シミ類もほとんど落としてしまいました。変なザラザラも感じませんので普通に積もっている汚れだけでしたね。
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洗車をなさる場合には是非参考にしていただきたいのは薄いスポンジを使うのが効果的です。車は平面だけでなくいろんな凹凸面がありますから、薄いスポンジ(=こしもないといけませんからクロスではダメ)ですとボディを流しながらその都度バッチリすき間に入りますのでバーコードの元凶の溜まった汚れを届く範囲でも流せてしまうのです。たいがいは市販の分厚いスポンジをつかうのでは・・? こんなすき間は入りませんし、2回に分けるなんて出来ないはずです。 とにかくルーフ面以外は一気に流し終わりました
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洗車を終えましたら各面、各部の下地処理を行います。ルーフ面は艶びけしてしまっていますね。少しずつ劣化しているゲル面が日々の紫外線で”地盤くずれ”をしてしまうイメージです。そんな表面を仕上げのコーティングまでが行えるように表面処理するという工程です。オーナー様とは事前にいろいろとお話しもしましたし、書面で新施工についてもご理解いただけているとは存じますが念のため・・本当は基礎を組んで家を建てるのがベスト(=劣化ゲル全てを剥いで下地塗装〜本塗装〜クリア塗装して我々の専門のコーティングという意味です)ですが、そういう作業はしない前提で、緩んだ土をどかして残った土を上から固められるだけ固めて家を建てる(=コーティング)というイメージの作業です。とにかくポリッシュ作業で劣化表面を削り落としていくわけです。
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サイド面や前後面はルーフ上面に比べると別の車のようですよね。表面を整える感じの研磨処理で仕上がりました(=他店さんなどで言ういわゆる”磨き”という作業は当店ではすでに洗車段階で汚れ除去していますので少し意味合いが違うかもしれません)。
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気にされていたココなども再生処理を行わせていただいて・・  先日ご入庫いただいたユーロスターもここは紫外線劣化していましたね

こんなところも今回はルーフ同様の透明下地塗装を行い、コーティングで仕上げる予定ですからよろしくお願いいたします。
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下地作業後のこの眺めも良いですね。平らな表面もそうですが、”⇒”したようなところにいろいろ汚れがつまったりするし、しているわけです。こんなところをきれいにすることでバーコードになる率も少なくなり、お手入れも楽になり、無駄にボディ表面を擦る回数も少なくなるわけです。かといって日頃のお手入れでやってられますか・・?最初は意気込んでいる方でも一部の”洗車オタク”以外は直ぐに無理になってくるでしょうね。ですからきれいに維持してゆきたい方には適時プロにお任せいただくことも予定したご愛車プランを立てられると良いと思います(=これからキャンカーをはじめる初心者の方などには参考にしていただけたらと思います)。
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サイクルキャリアの下回りもそうですね。材質をいたわりながら溜まった汚れはできるだけ除去してあげてバーコードも未然に防ぎたいという作業です。
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こういうドア面などはベース車としてゲルコートではなく鋼板に自動車塗料が塗装がされているのですが、その厚さを計ってみますとこういう数値でして(=63.8ミクロン。下地塗料と上塗り塗料を含んでの厚さです。〜髪の毛より薄いのです・・)、いわゆるお車自体側から発色させるクリア塗料が少ないわけです。ですからコーティングなどをしていない車両はその表面が少し劣化するだけで元の持っている余力がないですから艶が一気にひいてしまうということになるわけです。トラックやバンのホワイトカラーを想像してください。

そういう意味でも長く気分良くお乗りになるには、
ちゃん皮膜として存在し得るコーティングはとてもメリットがあります。オーナー様にも今回テストパネルを手で触っていただきましたがあの段差がコート皮膜です。薄めたコート剤ではああいう段差はできないということです。
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前後面も”ピチピチッ”と張りのある感じにすること、透明感を上げる事を目標に処理させていただきました。どこをどう処理しているかはもういちいちお伝えする必要もないでしょう。
ここまでで全体の下地処理作業ひと段落です。時は6/27お昼頃です。
脱脂洗浄の工程が次です。当店では2工程あります。水性脱脂と油性脱脂。「えっ・・脱脂なんだから油でしょ、水性脱脂とは意味が・・」 お知りになりたい場合は個別にお教え申し上げますので何なりとお申し付けください。とても重要な理論による作業なのですが、実は世の常ではないがしろにされている部分なのです・・
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脱脂処理後に第三の下地処理の透明下地塗装を打ちますので準備などを整えていきます。内容については書面でお出し申し上げた通りでありますのでここでは割愛させていただき、このグリーンから”上”を施工面とさせていただきますね。あとはサイド面・リヤ面の下部のグリーン部分で紫外線焼けの部分は同様に施工いたしますのでご安心ください(=このあたりはリピータ様へのサービスで・・)。
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ジルのここもルーフと判断するのが妥当ですからね、施工させていただきますからご安心ください。
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コーティングまで施工した後のショットです。「AKARI」の下に引く今回の新液は、透明下地塗装のご案内ページでも後日ご説明申し上げますが、敢えて「AKARI」コート液のレベルからは透明度を落としております。これは紫外線対策です。当店は気を持たすような表現はいたしません、あとはどこまで耐えてくれるかといった感じです。そんな事含めてご理解いただいているオーナー様に感謝であります。紫外線は見えませんがレーザービームのようだと表現されます。まっすぐ突き進むエネルギーがあるのでそう表現される訳ですね。丈夫な髪の毛とか・・柔軟な針金だとか・・日陰があったら真っ先にそこにお入れいただきたいですね。

時は・・6/29(金)です。どんよりくもりで湿度70%、気温20%、問題ないですからご安心くださいませ。
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ルーフのメッキや前後面にあるメッキも汚れが目だってくる手前といった状態です。サッパリ感がでるぐらいの範囲ではありますが、クリーニングまではしてございます。 それとルーフからリヤに巻き返しているグリーンの部分も新液+コーティングで仕上げておりますのでひとまずはご安心くださいませ。
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横面に関しましては今回アルミホイールやウインドガラス面はノーコートのお約束で間違いなかったかと思います。”○”したウインドの枠やミラーまでのアームなどは目立ちますし、素材自体が艶感のないものですから今回コーティングまでしてあります。 触っているミラーは動いてしまっていますからまたご調整してください
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あとは仕上げ工程となります。上〜下まで最後チェックと必要お手入れさせていただきまして完成となります。ルーフのリヤスポ?もこんな仕上がりとなります。外からの施工でこのくらいまでは回復しました。傷みが比較的ないサイド面などは素材自体の発色も加味できますので外からの施工と合わせて艶度はさらに上がりますね。タイヤもしっかりした状態のものですからタイヤワックスも”ノリ”が良いです。
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サービス範囲でございますが、車内もけっこうバキュームしてあります。ガラス面も目立つ手跡なども拭いてありますから気持ちよくお乗り込みいただけるかと思います。

このような感じで進めてまいりまして、今回の一切の作業、並びにご報告をこれで終了とさせていただきます。新たな疑問やご質問もでできたりしました場合はお気軽にご相談ください。また今後のフォローも当然ですがさせていただきますのでどうぞご安心ください。いろいろ細かなアドバイスもさせていただく当店の性分ですが、完成後はひとまず硬いこと抜きにしましてまずはリセットされたこのツルツル〜ヌルヌル〜ボディをどうぞ楽しんでください。時は6/29の午後のことであります。

お引渡しも大丈夫ですので携帯メールへお知らせ申し上げました。どうぞご予定などと調整くださればと思います。この度も遠いところ、誠にありがとうございました。

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