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VANTECH ZiL5
バンテックジル5 キャブコン磨きとガラスコーティング<=「AKARI」コーティングと「KANADE 1.05」コーティングを両方を適材適所に使用>/ウインドコーティング<=キャビンガラス面、シェルアクリル材面とも両方>/シーリング材面への黒ずみ防止クリアー塗装
作業画像1

神奈川県よりお越しいただきまして誠にありがとうございます。今回当店ご入庫のきっかけを作っていただいたジル520様にご縁があったということは、オーナー様にとって、とても運が良いことだと思いますよ。

ご承知かとは思いますがこの御方は筋金入りのキャブコン愛好家ですから、外装のこともさることながら、キャブコンライフにおいては、総じて頼りになるご相談相手となってくれるのではないでしょうか。偏った自身の解釈を押し付けるタイプではなく、フェアーな見解、アドバイスなどいただけるはずです。ディーラー、ビルダーさんだけがアドバイザーですと、いろんな理由からけっこうユーザー視点ではないアドバイス、ご提案も多々あるのが現状です。はやりのオンラインつながりの意見交換も信憑性は疑わしいものも多いのが現状じゃないですか。わたしの専門分野などをそういうオンラインでの情報交換のものを見るとまるで違うことを言い合って一喜一憂している御方達が多いので・・。

そういう意味でも
公平なアドバイスをくれる人が近くにいるというのは趣味も仕事もホントありがたいことだと思います。

<2015/10/17お持込、23日のお引渡しのお約束となりました>

作業画像2 作業画像3

作業は各部のチェック兼ねての洗浄をまず行ないました。キャビンドアまわり、タイヤハウス内部含めてタイヤ表まわりなど。

写真は作業後のものですが、こんな感じを維持できれば最高でしょう。まぁ、そう維持できる人はキャンプカー車両では少ないですが、なんといっても足元がさっぱりできているとボディ全体多少汚れていてもきれいに見えるものです。それだけ足元は大事ということ、頭の片隅にでも覚えておいていただければとは思います。

初キャブコンオーナーとなられた御方ですので、念のためお知らせしておきます。トラックベースなキャブコンの場合は、ブレーキパットからでるダスト量がすごいからアルミホイールが汚れやすいということですので覚悟しておいてください。こうクギさすのはご覧のようなきれいな状態を維持したい場合には覚悟して所有、お手入れをしてください・・という意味です。ほどほどで良いのならほどほどのほったらかし状態でも構いませんからね。あとはみなさま次第です。

作業画像4 作業画像5

細かな部分の作業後は、ルーフてっぺんからボディ下部までのボディ表面の洗浄作業です。ご覧のようなオーニング、エントランスドアや付随の照明パーツなどがここの写真では写っていますが、こういうパーツの取り付けには必ずといってよいほどボディとの接着、防水処理等のことでシーリング剤が使われていますよね。それを製作するのが実は恐ろしくアナログというか・・、人の手作業なのですね。それがキャンピングカーです。

ですからそのシーリング剤を使って作業している時にボディ表面に飛び散り、付着してしまっていることが往々にしてあります。必要なところのシーリング剤は当然必要ですから良いのですが、無用にボディに飛び散っているシーリング剤は要りませんからね。

今回はそれがわたしの想定よりも多めに各面に飛び散りがありました。今は新車1ヶ月ぐらいですからそういうものが付着していてもみなさまには気にならないはずです。特にキャブコン初心者の御方などは気にもしないでしょう。なぜならそういうシーリング剤もまだ汚れを吸い込んでいないために白いままだからです。

これが数ヶ月しますと一気に外気の油汚れを吸着しだして黒ずみだすわけですが、そうなってからだとなんだか落ちない汚れが多数あるわけで、一般的なみなさまにも気付く人もでてくるでしょう。でも気づいてもそう簡単には落ちないシーリング剤ですから、あまり良い気分ではないはずです。

そういったものを出来る限りこのご入庫いただいた段階で除去することの必要性、作業時間の違い、施工費用の違いなど、理由があってのことです。どうぞご理解いただければと思います。


作業画像6

お打合せのとおりにエントランスの両面テープ跡は除去、クリーニングしました。

作業画像7

サイド面に貼られているステッカーがけっこう汚れ感を既にかもし出しておりました。このステッカーは将来的に一抹の不安をわたしに投げかけてきます。なぜならクリアー層がありません(=このお車、車種に限ったことではないですが、正直、良い品質レベルではありません)ので、色も濃色ですし、汚れ、色あせの問題があるわけです。長くツヤツヤでキープするなら・・、やはり「クリアー塗装」をコーティングしておきたいところです(=もちろん今回、通常の「AKARI」コーティングで加工はさせていただきましたが)。もしもそういうプラスアルファな部分にも必要性をお求めの場合にはお気軽にご相談くださいませ。

その他、ひとつ気になった点がありました。ボディ全体を通して樹液ミスト系の付着が少し多めにあったからです。ご納車された後の付着なのか、それともご納車時には既に付着していたのか・・、いつもながらこの手をつけさせていただいた段階では想像するしかありません。

キャンピングカーでは”新車”といえども、いろいろと納製準備に時間も要しますし、ベースキャビンとキャンピングシェルとの”つなぎ”などいろんな準備が必要ですよね。外装に関してはけっこうな屋外保管がされているケースも、サイズがサイズですからね、想像するのは簡単です。乗用車のように納整センターである規格に沿って、いろんな外的から保護しつつ保管されているというのも正直疑わしいと言わざる負えません。

ビルダーさんもオーナー様も、街路樹、日常の樹木などのそういう飛散物に関心や警戒心があるとも思えないのが現状です。ですからどこでどう付着しているかは今の段階では想像するしかないわけで、やたらなアドバイスもできないのが現状です。

もしも今後、2度、3度と車両に触れられる機会があれば、分かったことから有益となり得るアドバイスをご提供できる可能性はありますが、それも今の段階では未知なことですので、今回のお返し後はひとまず無理のない範囲でとしか申せませんが、一定期間を定めて水拭きや水洗いをやってみていただければと思います。

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まぁ・・下地処理工程までの段階で、細かなことを敢えて申せば上記のような点が気にはなりましたが、実際には過去のケースでもそうなのですが、各車両のオーナー様自体がそういう細かな部分は気にもならない(=いやみではなく、良い意味で)というケースがほとんどですから、やはり頭の片隅にでもおいて置いていただければ良いことかもしれません。


今回の作業では、各所下地処理後、以下のシーリング面を本格的にコーティング(=「クリアー塗装」)をさせていただきました。

作業画像8 作業画像9

シミ汚れ、黒ずみで変色する定番のリヤ面のこのヶ所。アンダー部分も加工させていただきました今回です。


作業画像10 作業画像11

あとはココ。水切り雨どいとして設置されているゴム質モール部分にもクリアー塗装加工をいたしております(=左右とも)。


作業画像12 作業画像13

フロントまわりにあるこの辺も加工してございます。なるべくならボディ同様に”白”であった方が良いですからね。

念のため申しておきますが、簡単には剥がれない仕様ですが、今回の施工面自体が塗装やコーティングの保証というか、推奨されている素材ではございません。規定優先ではなく、皆様のご希望やご満足優先のため行なっている施工でございます。その辺ご理解いただければうれしいです。


このあとは各部コーティング施工です。ボディ(=キャビン塗装面、キャンピングシェルゲルコート面)、その他必要に応じて未塗装部分(=プラスチック部分や金属部分やソーラーガラス面など)、ウインド面(=ガラス面やアクリル面)などです。ガラス面も既にけっこうなガビガビの輪ジミでしたからね。今回クリーニングとコーティングで整っておりますから、お返し以降はかなりスベスベとなります。


車内のアルカンターラ表面のお手入れというか、お掃除というか、保護コーティングというか・・、ご相談された件は、我々業界では対応施工はなくはないです。ですが費用対効果(=やった感、満足感)を体感いただけにくいと当店は考えていますので、あまり積極的に推奨、おすすめしたりしていないのが現状です。もちろん外装における、はやりの光○○コーティングもですけどね(笑)

では簡単ではございますが作業明細、お知らせ納品書ですのでご査収の上、何かのヒントなりにしてくだされば幸いです。アップが遅くなりました、すみません。

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