ＶＡＮＴＥＣＨ　ＺｉＬ５２０ バンテックジル５２０　キャンピングカー・ガラスコーティング施工後の再加工メンテナンス１年コース＜=ルーフ後部は加工なし＞/部分的にクリアー塗装施工＜=フロント面: ”ハチマキ”含めて地上からバンクの見えるあたりまで, 右サイド: 雨どいモールから上部のサイド部分・運転席近辺のスカート部分の一部＞とコーティング/ウインドガラスコーティング＜=フロント１面＞ 神奈川県よりこの度もありがとうございます。タイヤ返却のあたりから思わぬ流れでご入庫となりました今回ですが、いろいろとでてくる頃なのでしょうね・・キャブコンは。かなり個人的なご要求というか、ご希望にお答えできるというのか・・、何とかお答えして喜ばせてやろ〜っ！というのが当店の方針ですので今回もよろしくお願いいたします。 ＜2015/05/16お持込、来週末を目指してますが・・未定です＞ （ご入庫履歴） '11/05 '11/11 '12/05 '12/12 '13/05 '13/12 '14/04 '14/11
	ご搬入時にお約束しましたご案内、ご確認いただきありがとうございます。お返事も確認しております。では予定とおりに進めさせていただきます。
	各部の洗浄はいつものとおりに進めました。前回もそうでありましたが、ルーフの上面（=いわゆる空を向いている平面部分）には黒いブツが多量に付着していましたね。以前はこういう付着ブツはあまりありませんでした。ここ１、２回のご入庫で特に感じますね。保管環境など、まわりの変化による飛来ブツなのか、それとも御機自体の素材の”キメ”が粗くなり、いままで残らなかった日常的な汚れがそこに詰まるようになっているのか・・いろいろと考えればありますが、どちらの原因にしてもオーナー様にとっての”きれいカーライフ”にはさほど議題にする場所でもないかと思いますので、ここでお知らせのみしておきます。 その他は・・、しいて言えばフロントまわりの虫系、樹木系の付着が比較的多かったかなぁ〜という感じでしょうか。付着度合、量とも大概の車両と同じ想定内レベルのことではありますがね。
	洗浄後は、日を改めておりますが各部の下地作業です。今回は部分的に「クリアー塗装」を施工する表面もありますが、まずは基本全体をいつものとおりに進めました。いつもの通りとは、コンパウンドによるポリッシング処理のことです。 汚れ、及び酸化膜の除去が目的です。それらの付着の度合、素材の状態など、いつもメンテナンスご入庫いただいております車両表面でもありますし・・表面的処理で十分でした（=軽症レベルということ）。助手席側はもちろん、運転席側もです。ご自身での日常では拭き掃除を中心にお手入れをしていただいているオーナー様ですので、その範囲では落ちないバーコードなどもあるのも事実でしょうが、こびり付いているというイメージではなくコーティング皮膜に引っかかっている、からんでいるというイメージです。 これはやはり毎年施工していただく車両の最大のメリットの一つです。きれいな表面に戻す目的の研磨処理ですが、そんなからんでいる既施工皮膜を剥ぐことのみで達成されます。元からある素材の色、張りを残しながらもきれいさを再度復活させられるからですね。施工皮膜が素材と一体化してしまうまでメンテナンス期間が経過してしまえば、再度きれいに戻すにはやはり元の素材も削るようだからです。 とにかく通常の全体の下地処理を終えました。
	下の画像郡は上記処理を終えた状態でのショットですが、今回プラスアルファの作業であります、「クリアー塗装」を部分的に入れるお約束です。念のため部位、施工位置を記しておきますね。大別して正面、右サイドです。 下から、右から左からと眺めて、あとは施工性やオーナー様のご理解、ご意見、満足度などなど考えまして黄色のマスキング部分から前を施工する予定としました。　ちなみにお打ち合わせ時にオーナー様がオーケーしてくれそうな範囲だったのが白の点線あたりです 　 ”ハチマキ”含めてバンクの正面。”ハチマキ”のみボディの左側も。 　 あとは右側です。前方部分はお伝えしたプレス線を利用し、そこから上を加工予定です、リヤスポも右側は加工します。 あとはここ。シェル側については当然”→”部分、あとドアを開けたときにでる表面も加工します。ドア側は”→”した上面と縦の面を加工します。真下側は未作業とします。
	ではオーナー様、お待たせいたしました。本日（=5/22）”入りました” 　 　 　 今回施工に際しては、お互いのためにもご搬入時にサンプルカーにて仕上がりがどんな感じかはご確認いただいておりますが、その表面よりも多少なりとも良いと思います（=とりあえず無地作業を終えまして実はホッとしています・・）。もちろん以前の”夏みかん肌”からはかなり改善させて準備してきました仕様ですのでそれなりには当然なのですが、やはり塗装屋さんでない当店が塗装をするのはけっこうチャレンジなんです。それが今回ご用意した「クリアー塗装」でございます。思い返せば・・３回目のバージョンアップ仕様になっています。 当店の研磨とコーティングでご覧のような表面も作れますし、作ってもきました。が、そんな作業も傷みが進んでしまっているゲルコート面には限界があると言わざる終えませんので、天日干しされ続けた４、５年経過した車両には絶対的にオススメな処方作業と今回つくづく作業しながら、そして施工後の表面をみさせていただきながら・・我ながらそう感じました。作業記事も放りだしぎみにして”コソコソ”準備してきた甲斐がありました。　お喜びいただけるのを前提でしゃべってしまっています・・ とにかく速報まで。
	それではクリアー塗装のこと以外の作業についてのご報告、確認事項などをいくつか。 左写真のとおり、ルーフにおいての作業範囲はいつものこのライン（=黒点線）からバンク先端までの前側を加工し、うしろ半分はノー作業（=洗車ぐらいはしてありますが・・）としております。うしろ半分も雨どいモールまわりのルーフサイド？とでもいいますか・・ルーフの横、そこはコーティング仕上げまで行なってお返しです。 もちろんその”ルーフ横”も今回においては、運転席側は「クリアー塗装」の施工面となっておりますので、塗装後、その上に「ＡＫＡＲＩ」コーティング（=２０１５年から新仕様です！）で”武装”ということになります、ご安心ください。 右写真は今回のクリアー塗装施工面とそうでない面の境目あたりを写しています。
	フロントまわりは申し上げた除去ブツ類を処理して仕上げてあります。いつもですが御機は”メッキつら”となっていますので、ミラーなどを含めたメッキ面は応じたコーティング「ＫＡＮＡＤＥ １．０５」にてコーティング仕上げとしております。キャビン塗装面は「ＡＫＡＲＩ」というのは申すまでもないでしょう。
	リヤまわりもシーリング部分の黒ずみも気にすれば気にならなくもないですが、そういうものだと思えば全然気になるものでもないでしょうかね。とにかくそれ以外をいつもの感じで仕上げております。　トロトロ〜テロテロ〜の表面ですね〜
	サイド面も診だせば、それなりにきりがないほどいろんな素材、状態、汚れ具合など、いろんな語れる要素はありますし、部分的に黄変している部分もありますが、洗ってあげさえすれば、そういうことはさほど気にならない・・基本の洗車をしてあげるだけで全然きれい感を味わえるのが御気の良いところ。丁寧に扱っている車両とか、それなりに手をかけてお手入れしている車両に大方共通しているパターンです。
	⇒　 タイヤまわり、アーチ内部の樹脂まわりも、やはりきれいだとボディもさらに良い印象になります（=いつも申していることです）。こうして年１回の定期作業とあいだの半年にお越しいただければ１年に2回はこういう部分もしっかりした洗浄が必然的に実施されているということになりますから、仮に汚れで覆われていても洗えば落ちる汚れであるので、気持ちにも余裕が持てますでしょうしね。
	あとお伝えしておくとするならば・・ 　 キャビンドアまわりの水垢類が今回気になりました。もちろん写真のようなドア側、車体側共に凹凸もクリーンアップしてお返しします。気分よくドアの開閉もできるかと思います。モール類の黒ずみは特に手をつけていません。 バンク裏も３方チェックして問題なしです。最後はフロントガラス面をいつものウインドコーティングでツルツル快適ガラスにして完成とさせていただきました。シミの出来にくさ、拭いたときのツルツル度など癖になるのがプロ仕様です。そうする為の下地作業がプロ仕様だから結果的に癖になる仕上がりとなるのだよ！というのが正式な言い方ではありますが、ハイ！ 割愛しながらですがこのような流れで作業は進めさせていただき、5/23（土）に無事完成となっております。この度もありがとうございました！ ではご対面を楽しみに。と同時に・・、お引渡し後の”つづく”艶をもっと楽しみにしていてくださいね〜〜〜
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