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Porsche Boxster S
ポルシェボクスターS ガラスコーティング施工後再加工メンテナンス1年目コース 「上」仕上げの下地処理と「KANADE 1.05」コーティング/アルミホイールコーティング
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神奈川県川崎市よりいつもありがとうございます。今年もフェアレディとボクスターで”3往復”、恐縮です。さらに「上」仕上げの内容でメンテナンスご意向も頂戴いたしまして、職人としてはありがたい限り。作業でお答えするしかない当店でございますが、引き続き気持ちを込めまして御機に向き合わせていただきます、どうぞよろしくお願いたします。
<2013/09/29お持込、10/01お引渡しのお約束となりました>

(ご入庫履歴) '10/09 '11/06 '11/09 '12/04 '12/09 '13/05
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作業は昔も・・、今も・・、これからも・・、”足元”の処理からです。汚いのもけっこう似合いますね、スポーツカーですと。これがセダンや上品系の独車ですとやはりいまいちに見えてしまいます。もちろんそんな汚れがなければそれが一番であるのは事実ですので、きれいを意識するならば適時洗いませんとなりません。我々の洗車ではサックリと落ちるのはアルミホイールの表面処理が相応の処理をしてくれているからです。もちろんそれを助けているのが毎年加工させていただいているコーティング皮膜でもあります。

サックリ落ちるのは水性汚れと油性汚れと食い込み始める手前のダスト類。食い込んでしまっているダストはプラスアルファの”こすり”が必要ですので落せないものは無理追いせずに、ですが落せるものはしっかり落すことを意識して作業はしております。

その他付随します、アーチ内部やタイヤ表面なども当然ですがサッパリさせておりますのでよろしくお願いいたします。
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続けてドアやフードまわりのチェックはいつもの通り。プラスしてオープントップの車両ですので電動トップのすき間などの洗い流しです。 なるほどおっしゃっていることはわたしも一度の作動ですが起きました。ちょっとした生地の角度というか、折れ方が・・という感じですね。でもそのちょっとがパチッと決めたい車ですから・・お気持ちは察します。気持ちの良い、そして誠意のある対応をすべきでしょう、ディーラーは。そうでないとそのうち淘汰されるでしょう・・。別にポルシェだって関係ないざんす。実際良い車なんてのは現在では山ほどあるんですからね。気づいたときにはもう遅い。ポルシェも1杯のラーメン屋さんも同じなんじゃないでしょうかね。勉強してもらいたいですよ、お客様と真剣に向き合うことの意義をね・・
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各部の汚れ、固形物の”流し”を経て、これであとはボディを流せます。順序が逆の場合はボディを洗うために水をかけながら各すき間の汚れがボディへあふれますので洗っていながらキズやくすみを入れているイメージです。写真のように流水は絶えず行いながらこする。これも大事です。 でもこういう洗車は皆さまのご事情等々ではほぼ無理ですので、あまり洗いすぎも良くないという消去法も成り立ちます。わたくし良く申しますが、”保管状況・ご使用状況に見合った、正しい方法・頻度の洗車を”という部分です。ですからこういうデリケートな車両の場合はプロが洗うか、2、3ヶ月に1回ぐらいご自分で洗って適時プロのメンテをお受けになっていくか・・そんな方法がベターなんでしょう。

今回の状態としては、イレギュラなことはありませんでした。普通のレベルで判断すれば汚れも線スジも残らず良い状態でした。ですがけっこう走っていらっしゃるのでしょうから、シャンプーで解けないブツの付着(
=ボディだけでなく、ヘッドライトやドアミラーなどにも)、飛び石の当たりなどもありますので、この洗車で解けるものは流し、無理なものは次の工程でクリーンアップとなります。
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ここからドライ処理に入っていきますが、幌、ガラス面は今回研磨作業などをいたしませんのでよろしくお願いいたします。
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ご覧のようなキズ・・、生活キズとか日常走行すれば入ってくるキズなど、通常状態で見えるキズを意識して処理することが一つ。もちろん表面全体のバランスを意識します。具体的には一部だけ鏡面度合を上げてゆくとその他の”ゆず肌”が強調されることなどを気にしているということです。

それとは別にフェアレディの作業でも触れましたが皆様がキズとは認識しないキズを意識して処理してゆくという内容が「上」コースであるとご理解ください。とにかくいただくプラス御費用分の時間、体力、気力をかけさせていただきまして、”
仕上がり後の頬ずりしたい度”をさらにアップさせましょうということであります。
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今回けっこう気を使うのはこんなところもです。まきあげによる塗装の割れもあれば・・、そのように見えるが実は固着しているブツであったり、どちらでもなく自然的に存在する塗装のピンホールなどの凹凸などもありますので、気になる一つ一つのブツがどっちなのかを判断しないといけないからです。

具体的には、個着したブツ汚れなら取れるのは全部取りたいですし、割れであればいくら作業しても取れませんから塗装を薄くしないようにしたいですし・・という感じで気を使うということです。

とにかくご覧のような塗装面は艶々に、タイヤハウス内は黒々とするようにきっちり分けられるようにイメージして処理していきました。
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致し方ないことであり、それもデザインの一つでもあるのですが飛び石による割れも、ボディが整えばそれだけ確認できたりします。もしも気になるようであればタッチアップ落しますよ。次回以降でもご希望の時があればご依頼くださいませ。 お引き渡し時にも話しにいたしましたが、自然にホコリ、汚れをかぶってくると、ここでもうしているような些細なことは気にならなくなってきますけどね・・
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ミドシップ車両はフロントと全く同じに”見せ場”になりますリヤ面ですね。面積としてもそうですし、デザインとしてもそうなりますので抜かりなく作らせていただいたつもりです、この艶。

わたしは仕上げるのにいろんな要素が絡み合ってはいますが、最もコンパウンドが大切と考えている人間です。例えばですが・・、10秒ではだめで、かといって15秒では磨きすぎ。その間の12秒で良い表面となるとか。ここに難しさと面白さ・・時にはドツボのはまることもあるのですが、その12秒を探すのが技術でありまして。その12秒は塗装状態、カラーなどで違うわけでまたまた奥が深いのです。
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作業中のショットですが、レンズ部分も今回はけっこう高速クルーズの”おつり”がタップリでしたね。処理してコーティングまでしておきましたのでよろしくお願いいたします。
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全部”見せ場”ですがここのモッコリもその代表的な部分かもしれませんね。しみ込むような色写りを楽しんでいただきたいものです。わずかなエクボ(=写真とは反対面)はどうしても気になるようなら
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ツインスポークでもスポークの間隔がこのくらいですと洗っている時のストレスは少なくて済みます。今回コーティングは内部まで覆ってありますので、ご自身で洗ったりされないので感じれないかもしれませんが塗られているという満足感をどうぞ味わってください。
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”ネコ”でしたよね・・、深いキズは追わないものもありますが、やれることはやらせていただきました。吸い込まれる感はお感じいただいた通りでございます。ボクスターの塗装はデリケートです。それは色が濃色ということではなく、クリア塗装がとてもナイーブです。下手な洗車はデメリットが大きくなるだけと言う感じですからお引渡し後は今のやり方でよろしいと思います。
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メイン作業を終えましてお引渡し作業です。特段お伝えすることはございません。タイヤのワックスの”ノリ”も良く、現状を維持できればいつも快適なタイヤ表面を感じられますね。適時こうやって補充してあげればずっと大丈夫でしょう。車内・前後トランクボックスはバキュームまでですが実施しました。リヤボックスの紙は捨てようかとも思ったのですが、まだ使えるのでそのままにしました。写真の整流パネルだけくすみを感じましたので拭き掃除しました。

以上のような流れで今回進めさせていただき完成とさせていただきました。これから”開けて”走る良い季節ですのでまたお走りになって楽しんでくださいね。このたびもご指名ありがとうございました。
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