埼玉県入間市よりご入庫いただきました！ニッサンシルビアの車磨きとガラスコーティング

	ＮＩＳＳＡＮ　ＳＩＬＶＩＡ_Ｖａｒｉｅｔｔａニッサンシルビア　車磨き＜=並コース＞/ガラスコーティング＜=ＡＫＡＲＩ１．３＞埼玉県入間市よりこの度もありがとうございます。連休前最後に仕上げさせていただいた”派手な”アミティ（=作業詳細などはこちらから>>）の余韻もそこそこに、併用のシルビアの仕上げ作業でご指名いただきました。では今回も一皮剥いてピチピチボディへ整え直させていただきたいと存じます・・＜2012/05/01お預かり、5/10辺りの完成の予定で進めております＞
	どの案件でもそうですが、作業のご依頼をお受けする以上は、程度の差こそあれご依頼者様を喜ばせないとならないのが作業人側の気持ちであります。本機のボディをチェックさせていただきますと・・全体的にそれなりに”仕上がっている”お車です。仕上がっていると申したのは・・それなりのクリーニングが既に各所されているということです。その象徴がこのエンジンルーム内ですね、突き詰めた作業ではないのですが、きれいになっております。ボディもそうでした。何となく汚れ感もあるのですが、何となくきれいになっているのです。ダイエットなんかが良い例ですが・・最初の何十キロはけっこうスパッと痩せられますが、そこからがけっこう大変ということはみなさまも良く知っていることではないでしょうか。何が言いたいのかというと・・今ご入庫いただいた状態が最初の何十キロのダイエットが既に終わっているということです。ここからそれなりの変化をさせていくにはどうしても細かな部分を”忍耐きめて”診てゆかないとならないということです。そこが今回の作業のキーポイントでしょうね。
	→　そういう予感が早速的中したのがアルミホイールの洗浄でした。スポークきわの洗っても、磨いてもそんなに変化しないしみ込んだ汚れです。方法もなくはないのですが、相当強いケミカルを当てますので今回はそこまでのご要望ではないと判断しまして、ここで撤退とさせてください。
	ドアまわりもどのくらいきれいにするか、追求するか（=左写真のようなところもきれいに越したことはないですが・・）など、気になりだすときりがないのですよね。とにかくザラつく砂汚れ的な表面汚れの全ては洗い流しました（=右写真のように）。洗車では落ちない水垢についてはプラスアルファ的な磨きの範囲ですがのちほど行わせていただこうと思って、今おります。
	ボンネット等のザラザラ感（=要するにシャンプーやコンパウンドでは取れない経年による固着汚れのことです）は想定内で付着していました。タイヤのまきあげによるタール類の固着はけっこうありましたね。ステップなどは下部の方はかなり汚く、見た目的にもこのままですと気分は盛り上がりませんので、落せる範囲でご理解いただきたいのですが対処させていただきました。写真に写っている線キズ汚れ（=この写真は処理前）などは気にならないレベルまで消してあります。	それよりも雨漏れは直ってなかったのですね！以前お聞きした時はオープンルーフ不良のことでしたっけ？雨漏れのことでしたっけ？ディーラー入庫のお話しは聞いていたものですから既に修理済みかと思っておりました、両方ともほぼ”ノーマーク”でした。雨中保管、洗車は水バンバン掛けてしまいました、すみません。
	洗車後雨漏れの対処です。水回収用バキュームでルームクリーニングとなりました。カーペットは洗って天干しです。フロアはほぼ自然に乾燥できるまで処理しましたが、状況によっては強制乾燥などを考えます。
	雨漏れ処理がイレギュラでしたが、ここから通常とおりにボディの作成工程です。お引渡し後の艶感、感触と味わっていただければと思います。
	このハイデッキ感はやはり鑑賞物としても最高ですね（=もちろんきれいな状態であればですが・・）。黒い面ももちろん艶出してお返しいたしますからご安心ください。それとトランクのここにデントがありました。
	ここからは手作業の工程をいくつかご報告しておきます。汚れの固着で黄ばんでいたステップまわりもサイドから眺めてもスッキリ感が味わえるまでには修正しております。　割れやコンパウンドで落ちないレベルのシミなどもありますが、そんなことはあまり気にならない感じにはしてございます
	全体きれいに整ってまいりますと、前後バンパーについてはオーナー様も今以上に”おしい”お気持ちになられるかもしれません。割れや凹みなどはどうしようもないのですが、このまましばらくお乗りになる事も予想できますので汚れ落しだけはきっちり行ったつもりです。	ここもそうですね、ボディが仕上がってくれば余計にくすみが気になります。ここはわたくしの専門ですから修正させていただきました。のちの工程ですがコーティング加工までいたしますから、ご安心ください。
	このあたりも水垢がにじんで固着している定番部分。ドアミラーまわりはクリーニング後は当然コーティングまで加工させていただきます。右写真のようなドア内部のコーティングはオプション作業とさせていただいております。
	コーティングも問題なく施工が済みました。今回ヘッドライト部分は下地の作業（=磨き作業ということです）をしましたので追加でコーティングまで、あとはボディ塗装面のみコーティングです。艶引けが顕著でしたドアミラー部分も復活しております、お引渡し後をお楽しみに！	メインのコーティング作業が終了しまして、仕上げ作業です。外装ではタイヤまわりの仕上げ処理と、写真のようにガラス処理です。ウロコなどもなく良かったですね。このままをキープできれば問題ないでしょう。
	あとは車内の処理です。お気づきかどうかですが、運転席視線の先のココにシール跡がありましたのでついでに処理しました（=内側ガラス面です）。	全体バキューム作業も行いまして・・。ルーフは無事開閉できるようになっていますね　問題は雨漏れの方か・・　ちなみに今回のお預かり中、雨漏れの確認をしてからは作業でルーフ開閉できない時以外はずっと開けて少しでも乾燥を促しました
	このカバーは転がってましたので再装着オーケーです。運転席側も１コ落ちてましたが、スプリングが欠損のようで装着不可でした。お引渡し時に手渡しいたしますね。	ではこのような流れで本機の作業も進めてまいりまして、ここで完成とさせてください。お届けもオープン状態で行きました。乾燥を促しましてわたくしも楽しませていただきました。今後湿気取りを１コ車内においておくと良いですよ。これは一般の方のお車にも大いに言えます。日本において湿気は付き物ですが、車には良くないことの方が多いですから１０年、２０年快適な車内を目指す場合も必須項目（=わたくしの車もそうしています）。先日作業のアミティの具合も気に入っていただけてよかったです。今後ともお気軽にご相談くださいませ。