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NISSAN GTR
ニッサンGTR 車磨き<=基本として上コース>/ガラスコーティング<=KANADE 1.05 、 フッ素補充+50%>/アルミホイールガリキズリペア/その他御予算内で必要作業はお任せという事で間違いなかったですよね。
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<追加項目>ステッカー剥がし/ヘッドライト磨きとコーティング/部分的に樹脂材もコーティング/シート(=左右共に)しみ抜き処理

作業画像1
東京都青梅市内よりこの度もありがとうございます。その後いかがしていらっしゃるかと思っておりました(=ご近所ですし、目立つお車ですから・・良く見かけてましたし・・)。いよいよボディも困りに困って・・我慢の限界!といった感じでしょうか。スタンド洗車を日常のお手入れメインにしているのは現在も変わりないようですね。そういうご選択をしている以上は当然のボディ状況というところです。

花粉の時期とも重なりました今回ですし、その他いろいろボディに張り付いて、しみ込んでいるでしょう。慎重に対処してゆくようかもしれません。とにかく数日、どうぞよろしくお願いいたします。
<2013/04/13お持込、作業目安1週間弱、お引渡し日など状況によりお任せいただきました>

(ご入庫履歴) '11/09
作業画像2
今回まずはアルミホイールのリペア作業から実施させていただきました。4/15から1泊で仲間の業者さん先へ預けておりましたが、本日(=4/16)無事に戻ってまいりました。

上の写真のように、左前ホイールが広範囲のガリキズ、右後が1ヶ所のピンポイントのキズで、合計2本の修理とさせていただきました。それと、いわゆるガリキズ(
=ホイールのリム部分のキズ)ではなく、スポーク部分にも極小の割れが少しありました。せっかくガリキズがきれいになってきたので、それらの割れなどはわたしの仕上げ工程などでタッチアップしておこうかと考えているところです。ご依頼はなかったですが、たぶんそうした方がよいですよね?ちなみに塗料は業者さんにカップに小分けしてもらってきておりますので色合いなどは大丈夫かと思いますので・・
作業画像3
それではアルミリペアから戻りましたので、無事ピットインとさせていただき(=4/16午後)、本題の”手術”に向けての準備を進めていきます。ご依頼の劣化ステッカーの剥がしも実施しますのでご安心ください。
作業画像4 ⇒ 作業画像5
では作業です。リペア後のアルミも含め足元を処理し、各すき間などの清掃です。GTR定番のダメポイント。ダムのイメージです。わざと溜められるようなスペースを割いてあって、人工的に(=私が掃除するということ)開けないと(=水抜き穴を掃除するということ)汚れは溜まりまくります。ホント手がついていないですね。

日頃スタンド洗車の撥水〜〜というのをメインにしていたオーナー様もどうかと思いますが、やってる人たちもどうかと思いますよね。これはほとんど手をつけていないわけです。『超〜〜』『匠の〜〜』なんていう商品並べて、こういう部分は見て見ないふり。安く、早くということなのでしょうからそんなとこ関係ねぇー。という昔のギャグの”ノリ”なのでしょう。

『コーティングは我々プロ集団へ!』よく言えるよな・・と。でもそう謳えば分からないお客さんは”引っかかる”のでしょうから、せめてそういう”コーティング”というメニューでお受けした作業ぐらいは、お客さんはある程度は本格的な仕上りを期待しているはずですので相手のことを思って作業してもらいたいものです。コーティングの前には下地処理。下地処理の前にはお掃除を、これ基本ですからね。そうしてくれないと我々の”コーティング”も勝手な判断で価値が低くなっっちゃうので、頼みますよ、ほんと!! 
誰にお願いしているか分かりませんが、もし見ている量販店スタップさんや店長さんがいらしたら、そんな活動を始めていただきたいものです・・

作業のはなしに戻しますが、フロントワイパーアームの付け根も枯れ葉つまりまくっていました。 真っ赤なGTRが泣きますよ・・これでは
作業画像6
洗浄終了したボディ面。強固なデポジットは誰が見ても確認できますね。これらはけっこう大変なんですが剥がします。問題はそれらを剥がしたその下にある塗装への影響(=塗装を溶かしたり)です。おそらく陥没系のウォータースポットも点在している感じがいたしますので、その処理が今回のキーポイントとなると思います。
作業画像7
けっこうな削りこみが必要な今回です。塗装の厚さと相談も。さらにスクラッチシードクリア(=動くクリア)とも相談。 あまり「動かないで削らせてくれよ」と挨拶しているところです。
作業画像8
では4/17からは粉まみれのわたくしです。よろしくお願いいたします。

写真はマスキングしていたダクト面からテープを剥がしたところを写しています。研磨作業工程としては第1磨き〜第3磨きまで終えての状態です。これから第4工程に進む前のマスキングの位置換えです。塗装保護の面から・・地味ながらわたしからのプレゼント。みなさんにとってはなんのこっちゃ??という部分ですが、すごくありがたいことなのですよ。疑問を解決したい場合はお会いした時にでも聞いてください。 
ちなみに磨きも3工程が終っている状態ですのでクリアな塗装面に戻ってきております。実車はもっと感動できるのでお待ちください・・
作業画像9
ボンネット、ルーフ、トランクの空向き上面は、強固なデポジット類を剥がしますと、案の定かなりの陥没ウォータースポットでやられておりました。 この写真はある程度処理して、今回受けたお仕事もなんとか良い方向へ進めそうな目処がついたところで、ちょっとほっとしているところです。

作業のイメージは・・、目に見えるウォータースポットの角を丸めて目立たなくしてゆく感じの研磨です。劇的な変化に納得していただけると思うところまでは攻めました。ですが陥没クレーターの全てを除去してはおりません。それは当然ながらクリアー塗装をそこまで少なくはしたくないからです。

正直なんでこうなるまで対処しなかったのか・・。今後は再生ボディを是非いたわっていただければと思います。特に難しいことを求めてはいません。たまにでけっこうですから”正しい”方法で水洗い、シャンプー洗車などをしていただければそれで良いことです。ご自分が無理なら、”信頼”できそうなスタンドを探すか、それまでもちろん私を使っていただいてもお付き合いはいたします。
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ルーフのゴムモールも同色に塗装されておりますGTR。ですがかなり白濁していました(=写真は処理してからのショットです)。クリアなどはないようですのであまり無理はできないのですが、何とか塗装面の”復活”を妨げないぐらいには修正しておきたいと思って進めております。
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全部ひどい(=申し訳ないのですが、本当のことなので)状況の空向き面でしたが、特にこのリヤスポまわりのトランク面はザリンザリンのボコボコ肌でした。劇的な変化のしっとり感・・長く味わっていただきたいです。
作業画像12
ヘッドライトも黄ばみと、軽症ながらクリアーの劣化が始まっておりましたので磨き処理と、のちのコーティングで保護し直しておきます。 写真は研磨後きれいにしたところです・・
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前後、サイド面におきましても最も傷みの度合が大きいのが角度的に空を向いている面です(=この写真はフロントバンパー部分です)。スポーツカーの最も特徴的で最も”見せ場”の一つであるモッコリフェンダーあたりもしっとりうるうるの表面か、ザリンザリンのガビガビの表面かでその車両の印象は当たり前ですが180度異なるといっても過言ではないです。

このバンパーも復活に向けてがんばってわたくしの”手術”に耐えているところ。仕上がりをどうぞお楽しみに。 
ご対面の時はよくがんばったな。と声をかけなくとも心で思ってあげてほしいと思います。そしてたぶん頬ずりもしたくなるはずです・・
作業画像14 作業画像15
それと、以前ご入庫のようなタール類の付着はありませんでした。多少普通の車ではつきにくいタイプの付着物はタイヤのゴムです。GTRとしては普通のレベルでしょうね。こういう車用のタイヤならではのものです。もちろん今回処理はできております。そいういう粘着系はやはり洗車レベルでは落ちませんのできれいに維持するなら適時お手入れが必要です。サーキット走行は最近していない感じですのでこれでも少なめでしょう。とにかくボディ表面の処理まで整えたところです。

あとは細部のクリーニングまで処理させていただきました。ステップまわり、すき間のコンパウンド処理などを中心に進めました。外観の凹凸部分の水垢、エンブレムまわりの水垢もいつもの作業同様にチェック処理できております。今回少し御予算を幅を持っていただいておりますし、せっかくきれいになってくるこういうすき間ですので、できればコーティング加工までしてあげたいと個人的には思っております。いかがでございましょうか?

前日につづき、今日(=4/18)もかぶりつきの状態でした・・。GTR君もわたしもしばし充電させていただき明日また早朝から再開予定です。峠は越えましたので明日完成まで進めます。お引渡しは明後日(=4/20)以降がお車のためですのでご検討くださいませ。
作業画像16 作業画像17
コーティングへ向けて準備進行中の場面。いわゆる脱脂処理という工程です。
作業画像18
なぜ外しているのかって?確かにそうですね。作業とは違うのですが、外す必要があったのです。オーナー様だけ知っておいていただければ良いことですのでお引き渡し時にでもお知らせしますね。別に今後問題になることはないですのでご安心ください。
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さぁ、あとはコーティング工程です。コート剤の仕様のチョイス、仕上げのレベルなどもお任せいただいておりますので、まずは今回「KANADE」コーティングさせていただきました。

そういうことで、より高品位な仕様施工も可能な今回でございますので、ここは遠慮なくさらなる汚れの付着防止のために、結果的にオーナー様を喜ばせられるという面からもボンネット、ルーフ、トランク、リヤスポ、サイド面のプレスから上面、フロントバンパー上部面に「フッ素添加+50%」コーティングを追加施工させていただいております。

この新コート剤も当店ではかっこいい商品名で”保身武装”しませんが・・これぞコーティングという成分純度でご提供しております。”保身武装”すべきはご依頼くださったお客様のご愛車のボディかと思います、ハイ!
作業画像20 作業画像21
これを突然屋外にだしますと、日常景色からこの車両だけ浮き出ているように見えます(=まだ4/19いっぱいはガレージ内ですが・・)。車種、レッドカラー共にただでさえ目立つ個体ですが、つい目を追ってしまったよそ様にガッカリ感を与えないツヤツヤです。ピラー部分、そしてドアガラス部分の樹脂材なども今回コーティング行ないました。やはり仕上がり感に一体感がでますのでさらに良い印象を楽しめることになります。
作業画像22
今回の「フッ素+50%」コートですが、とにかく空向き上面をプラスして覆いますので、スポーツカーですからパネル毎で施工する面、しない面と区切れませんので、通常は縦の面、垂直面であるパネルでも今回一部は本施工をさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。

ちなみにこのコーティングは皮膜厚を持たせたい場合は2層にすることも可能です(
=今回の施工は1回塗りです)。ですからちょっと贅沢なのですが「KANADE1.05」+「フッ素+50%」(1回目)+「フッ素+50%」(2回目)ということが可能です。ただし、1回目施工して、すぐに2回目をというわけには行きませんので少なからずお時間が必要になります。
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今回ドアステップやヒンジまわりまでは施工いたしませんことにいたしました。その分メインのボディ表面にいろいろと裂かせていただきましたのでご理解くださいませ。今後ご縁などがあるならば試していただくなりご検討いただければうれしいです。汚れ防止効果はとてもありますので。
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ボディのコーティングを入れ終わりましたら、あとは仕上げ作業をいくつか実施です。ガラス面は多少の輪ジミも入り始めておりますが、ツルツルしていていやな感じは今のところないですね。ガラスに関しては、専門店でも量販店などでも水準の差はありますが、コーティング剤にはフッ素がちゃんと入っているものもけっこう多いので、そういう商品で施工されていればこういう風に維持できているのです(=もちろん油で弾かせている商品も多数あり、ギラギラになり易いですが・・)。さらには施工方法の良し悪しもあるのは申し上げるまでもないでしょう。

ボディコート剤となると、これが天と地とはオーバーでしょうが、製品レベルに差があるので、加工後の性能の差がガラス面のコート剤よりもさらに大きいというわけです。こちらのボディコート剤の方は、専門店という中でもいろんな仕様(
=もっと具体的に申せば製品のレベル)を撰べるので、やはりその施工店の考え方で仕上がり度は全然違う現実があるということです。

車内もすっきり整えたい場合はご相談ください。革部分などもしっとり加工してあげますと今とは全然雰囲気が変ります。今回は通例とおりのサービスお掃除まではさせていただいております。
作業画像25 ⇒ 作業画像26
ご心配のしみ汚れです。写真は作業中のショットですが、問題なく処理できておりますのでご安心ください。メッシュの穴に食い込んでしまっている汚れを除去するのが面倒なタイプの素材ですので汚れを気にする場合は、カバーや座布団などをおいておく方が良いかもしれませんね。
さぁ、このような流れで今回のGTRも再生作業を進めさせていただきましたが、これにて全ての作業終了となります。全て記事にできてないところもありますので必要なご相談などがあればお気軽にご相談ください。

とにかくせっかく整い直ったボディですので良い状態でお乗りいただきたいものです。今後の使用過程などで確認したい事、相談などあれば遠慮なくお聞きいただいて構いませんのでどうぞお気軽に使ってください。この真っ赤なGTRはけっこういろんな人がすれ違っていますし、わたしもいろんなところでこれまで見かけました。そんな時はツルツルボディですれちがいたいものです・・。 話しは尽きませんが以上でご報告を終了とさせていただきます。今回もご指名誠にありがとうございました。
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