Kawasaki ZZR 小平市よりご指名いただきました、誠にありがとうございます。往年の名車です。年代ものですし、またまたやりがいありそうな愛車をお持込いただきました。それでは格闘まいりましょうか・・ <2009/04/27お持込、05/01ご納車となりました> |
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それではガレージに入りました。譲り受けられ今後大事にお乗りになってゆくとのことでまずは一通りきれいにして、内部機関などにもメンテナンスをほどこされるご予定とお伺いいたしました。わたくしはバイクはやりませんが、当時、このZZRは憧れの1台だったといいます。わたしどもに出来ることは”きれいにすること”です。約20年前の状態にはとてもできませんがオーナー様が喜んでいただけるところまではがんばりたいと思います。 |
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タイヤまわりの汚れ具合はと・・通常のシャンプー類ではとても落とせない油汚れというのは見た瞬間に解ってしまいました。強い薬品で落とせるのですが、素地のアルミも弱っておりますので・・方法を考えましょう。 |
エンジンまわりは凹凸だらけですから汚れは当然にたまります。それを除去してあげれば復活できます。この辺は完全手作業となります(=指の運動しておこ〜っと)。 |
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塗装面は、とにかくカサカサ状態です。この部分は大方機械で処理できますので多少助かります。 |
カウルはご覧の通りです。深いキズも多いですが処理できるところは整えさせていただきます。 |
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車と同じでまずはタイヤまわりの洗浄からです。今回は、最初からハマってま〜す! |
アルミ以外の部分は、次の磨きの工程で処理いたすしかございませんので深追いせずに洗わせていただきました。では、磨き処理へとすすみまして→ |
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ここは最も目立つ部分の一つですが、最もよろしくない状態の一つかもしれませんね。どこまで復活できますでしょうか。 |
上から攻めております。機械研磨と手作業にてコソコソ、シュッシュッと進めております。 |
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タンク部。艶よ上がれ〜、艶よ上がれ〜 |
塗装面の処理も終盤へまいりました。この部分はタイヤからいろいろ拾うのでしょうね、こびり付きタール類がペトペト、ベットリと。 |
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塗装面を作業を終えました、続けて車両下部の機械類の作業へとすすみます。 |
汚れを除去した状態です、かなりスッキリいたしました。この状態でもいいのですが、やっぱりこの状態だけではつまらないので、この後の工程で艶をつくります。 |
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さぁ、これにて下地処理が完成となりました。 |
ここからは各部の保護コーティングを行います。素地によりコーティング剤はもちろん使い分けます。ここからは癒しの時間でございます・・ |
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どうですか?オーナー様 |
キャリパーもアルミもスッキリいたしました。 |
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内装の違いもどうぞご確認を。ゴム類の栄養補給もしてありますのでご心配なく。 |
細部仕立て、どうぞお楽しみくださいませ。 |
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完成!お待ちしておりますよぉ。相棒が・・ |
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