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HARLEY−DAVIDSON FLSTF_FATBOY
ハーレーダビッドソンファットボーイ
 バイク磨き<=「並」コース>とガラスコーティング<=基本「KANADE 1.05」を使用し、素材によってコート剤を1、2種類使用して仕上げることになると思います>/その他・・メッキ部、金属部、樹脂部、皮革パーツも基本全て保護加工させていただく方針です<=ゴム類等は基本ノーコートとなると思います>
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東京都青梅市内よりこの度はありがとうございます。最初のご相談から・・しばらく経ちましたがすみません。ここでやっと作業となりましたね、どうぞよろしくお願いいたします。いろいろ二輪も四輪も楽しまれていらっしゃるようなオーナー氏でございますが、今回は晴れて新車でお乗り出しとなったファットボーイの初期保護仕上げでお任せいただきました。
<2013/11/17お持込、翌週末のお引渡しのお約束となりました>
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まずは施工前の準備です。既にローダウンの状態になっていたりで、脱着類のことはお打ち合わせ時からオーナー様ともお話ししたりしてましたが、バックからシート類、タンクの化粧カバーまでひとまず無事取外しできました。 ボルトも施工部位のメッキと”ツライチ”であったりと・・本作業前から早速気を使うお仕事となっています・・
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ここからボディチェック兼ねての洗車工程です。もちろん水は使いますが四輪とは違う方法で行なう部分も多いです。ボルトホールや電装まわりなど気づかうところは当然ながら対応して進めましたのでご安心ください。 ETC本体も写真のビニール内で完成まで置かせてもらいました今回です。
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当店はご承知の通りに四輪の作業が圧倒的に多いのは一般的なのですが、その中でご希望あればエンジンルーム等の細部作業を喜んで?やらせていただくタイプのショップですので、そんな細かなパーツ類で覆われているエンジンルーム作業のノウハウが2輪作業に大いに役立っているんです。素材のこと、もちろん作業方式などで。実はとても密接に絡んでいましてほんと両方面白いです。 細かいので時にはイライラして、大変ですが・・

他にも同じ水でも使い方によって作業に差がでるということ。皆さまにもたまにご質問されるのは高圧洗浄が良いか?ということですが(
=今のこれからはテレビ等々でそういう洗浄機が頻繁に営業される時期ですし、特にです)、本来の”きれい”を作るには手作業が必須ですから、そういう本質で言えば高圧でその気になるより、ご覧のようなスチーム方式ができる機械などをご活用した方がうんと有効ですとお返ししたいです、はい!

話しだすといつもながら限がなくなりますので割愛しますが、もちろん水の水質も左右します・・ここでその内容はやめておきましょう・・。その他必要ならばいろんなこれまでの疑問を解決して差し上げることができるかもしれません。上手く当店を活用していただければ巷にあふれる情報に翻弄され、嫌気がさした精神、無駄な時間とケミカルに終止符が打てるかも?しれません
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洗浄工程後はドライ処理の工程に入っていきますが、各素材の塗装の厚さ、どんな状況かを確認しているところです。
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では作業ですがまずはいわゆる普通の塗装面である、前後フェンダーまわりとタンク部分を処理させていただきました。もちろん良い状態ですがのちのコーティング作業にも必要な作業ですので余計な”モノ”を残さないようにチェックしていく作業です。そんな中でほんと仕事柄いちよ見えてしまいますし、そういう仕事上立場にあるものですからお知らせしたりしている訳ですが、”↑”した3ヶ所はまわりと多少違う状態がありました。 ですが一個人とした場合にはここでお伝えしているようなことをもしも気にするのであれば、もうお部屋に飾っておくしかないんじゃないですか・・という感想のレベルのことです。

その他の部分では特にお伝えすることない状態と判断させていただきました。
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塗装面をチェックいたしまして、あとはフレームから各パーツ、各部上〜下、前〜後へとチマチマ、チクチクと擦って、ほじくって、拭いて・・こんなイメージでチェック作業をしていきました。絶対的に大事な”光もの”は要チェック、もちろんつや消しのステンレス、未塗装面まで、四輪であれば通常カバーやボディで見えないブラックで塗装されたフレームまでもちろん作業しております。
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右写真の”↓”したこのフレームより上を今回の作業範囲とさせていただいております。 ちなみにこの視点は地面から10センチぐらいに目を持っていきませんと見れませんので下回りといっても良い部分ですが今回作業面に含めております。
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二輪も四輪も高熱部分にはこの”サメ肌”仕上げが定番ですが(=一般には結晶塗装といわれる表面仕上げ)、なんといってもザラザラ凹凸ですので汚れが引っかかりやすい表面です。今はまだツーリングも数えるくらいでありましょうから付着物はほぼ完全に落せましたが、これからどうするかです。もちろん今回こういう部分もコーティングを行なわせていただき準備をさせていただきますが、その表面の平滑でない事情と、さらに熱の面、部位位置(=路面に極近く、かつボンネットなどで覆われている四輪と違いむき出し状態)などの過酷な事情を考えますと維持してゆくにはいろいろと手をかけていく必要があるということです。最も頻繁に足になる車両ではないですし、屋内保管の車両ですのでそんなプラス面もありますから兼合いでしょうね。メッキ中心でここは割り切りとすればかなりお手入れについても開放されたり・・。”黒”を追求維持していくお考えならそれなりのことが今後も必要でありましょうね。ご自分のスタンスに当店などのプロの仕事をうまく加味していただければ長く”きれい”なハーレーライフを送っていただけるかと存じます。
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後方へ進めてきまして・・。ホイールまわりはいっぺんには作業ができませんので前後に車両を動かさせていただいたりしてます。マフラー部分も下側、内側はけっこうなカルキしみが付着していました。もちろん今はクリーンにさせていただきましたが。

あくまで細かい”きれい”を優先するならばのことですが、今後のお手入れ、走行時においても重要な要素の一つは水(
=水滴を意味しています)です。雨に遭遇すればその水滴、洗車をあえてすればその水滴のことです。これらをなるべく残しておかないことが、”車のきれい”には重要です。残す分だけ程度の差こそありますが輪ジミのリスクが上がるからです。コーティングとはそれらを一定期間固着させずらくすることではありますが、それらをつかなくすることではないということを忘れないでいてほしいです。それが現実。良く1000℃以上の耐熱効果で、皮膜劣化することなく的な・・・悪びれもなく発信できるなぁと。プロの塗装屋さんが行なう耐熱塗装でも200℃、400℃・・・という具合に耐熱のための対策はとても大変なんで、それを髪の毛1本の何十分の1レベルであるコーティングに物理的に無理があるという現実。理論・机上論と現実は違うということです。もちろんわたくしが”クギさす”水準はそれなりに高いレベルで”きれい”を、そして施工の”初期状態”を維持していくならばということです。ですから普通の消費者様の視点ではいろいろ申し上げている小難しい維持方法も気にすることもないかもしれませんし、そういうコーティング剤成分などの本質なども考えなくともいいのかもしれませんね・・ほどほど適当な世の中ですからそれがいいのかもしれません。 予想通りに 偽装偽装の昨今、さびしい限り・・

そんなことで一般的に説明文のレベルダウンして書くなら、お引渡し時にお出しする施工証明書にも謳わせていただいておりますが、ご利用頻度、保管状況に見合った正しい方法と頻度のお手入れができれば長くその効果を体感いただくことはできますということになりますでしょうか。最後にバイクの場合は一つ注記を加えさせていただくのですが、素材がいわゆる通常塗装面は極一部、あとはメッキであったり、特殊な塗装面であったり、樹脂表面であったりと・・とてもコーティングとのマッチングも難しいタイプの素材が普通に使われているのが二輪の特徴ということを忘れないでいてほしい部分です。こういうことは二輪専門とか・・、ハーレー専門的なショップさんほどお伝えしてほしいのですが、そういうものは公にはでているのをほぼ見たことがないです、わたし。素材と施工する”コーティング”成分の分子論が基本が解っていれば伝えるべきことなのにそういうことは伏せられて・・。簡単には通常の塗装面ほどスパイク効果が低い素材が多く使われているのが二輪車の特徴ということです。またまたとまらなくなりそうですのでここでとめさせていただきます・・
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車体を1周できましたら、こちらもチェックして(=軽く拭く程度の作業です。ヘルメットはノー作業。お預かりしているだけです。)、写ってませんが外しているバッグもチェックして・・
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もう1周いきます。目的は前工程作業で付いている、元々の新車としてついているなどの脱脂処理のためですが、この作業でやり残しとか、もうちょっとやるか・・とか、いろいろチェックすることも含めて進めていきます。ここで一つ申しておきたいのは何でもやればいいというわけではないので必要以上な磨きとか、洗浄とかをすることは気をつけて意識しております。デリケートなメッキ材や継ぎはぎ、ボルトヶ所などなど、とにかく1枚ものの面積が少ない2輪です。極端なことを言えば、触ることはキズ入れ、サビ、塗装・メッキ類の剥げなどを助長させる行為、そんなこととも隣あわせということを常に意識していることが大切ということです。

これはお返し後の日常メンテでも言えることです。難しいですよね・・きれいを求めれば水も使うことになるでしょうし、時にはケミカルも必要ですが、やり過ぎ、正しくない方法は申し上げたような劣化を早めている行為だったりするわけですから。

とても追求すると難しく、でも奥が深く、それも楽しめる要素でもあるのがね。一番良さそうなのはガレージ保管のオーナー様ですから汚れが気になりだしたら水洗い、そして環境、音が許すならエアブローのできるセットで水を飛ばす。拭き取りはしない・・こんなのがベストに近いかも。皆さまの水準の水洗い洗浄では汚れ、小ジャリもけっこう残っているはずですので拭き取りしないことでキズが入りにくいですし、ブローすることで水が簡単に飛ぶ楽しみ、そして楽。こんな方法も一案です。決まりはないです、あくまでご提案の一つです、ご自分に効果的な方法があればそれが一番です。
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2周してきてますのでだんだん固体のいろんなことも把握できてまいりました。足腰は疲れますが、どんどん楽しくなってきます。 でもこういう時が要注意なんですね、そんな2周目・・

タンクも上から下までご安心ください。もちろんご希望のカバー裏も大丈夫ですから。
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全部チェックしてきてますので。表も裏も。手が入らないところはご勘弁ください。
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お伝えしてきたような工程を経まして、各部のコーティングです(=分かりやすく区切れば3周目です)。お伝えの通りに基本的に「KANADE」コーティングが本施工には一番良いと思いますのでそれを全体に加工していきました。ほとんどのヶ所をこれで保護コートさせていただきました。予定通りに素材も「KANADE」を大体の部分で受け入れてくれた感じでした。そんなファットボーイさん。まだ新車ですのでいい子でしたね。

現実にはうまくマッチングしないこともあったりすることもありまして、そんな時には今までの経験などで対応してゆくわけです。いろんな素材、一概に素材名はいっしょでもいろいろあるんですよ、例えば樹脂材などといってもいろんな表面がありますし、予定より艶が出てこないなどという時は違うもので加工したり、これこそあのコートでばっちり!思っていてもいざ施工すると想定してないバージョンが良かったりとか・・、人間の手術みたい(
=やったことないので分かりませんけど)な感じじゃないでしょうかね。とにかく今回はそういうことはなかったのでイメージ通りにひとまず加工はできました。

下廻り以外のローターや、手や足を置くステップやゴム部分など以外は基本的に加工してあります。部分的に手が届かない、施工する意味がないであろう部分はノーコート、その辺のこともご理解いただきたいと思います。外したパーツも皮革用のコートで覆っています(
=写しませんが、表も裏もサイドなども)。当店過去の施工においてもそうですがテカテカ仕様だけが目的でないのでギラツキ感はないかもしれませんが皮の柔らかさの維持や汚れの落ちやすさ、もちろんしっとり若干上がる艶など、大人のコーティングということでひとまずご理解くださいませ。 再装着も何とか問題なくできました、けっこうビビリながらでして・・時間すごい掛かってしまいましたけど・・
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今回は最後に廻しましたエンジンまわりの”サメ肌”表面のコーティングも実施させていただきました。ここと皮革部分とが今回「KANADE」コーティングではない施工面となります。ここは塗り伸ばすタイプの溶液では対応しずらいもので吹きつけ方にて施工しております。
作業画像28 各部コーティングを終了させまして、最後お引渡し用のタイヤワックス、ミラー面のチェックで全作業を終了とさせていただきました。 マフラーエンド部分もきれいに出来る範囲を。またすぐ汚れることにはなるでしょうが・・

さぁこれで新車の仕切り直しが整いました。気分一新ハーレーライフのはじまりですね、どうぞ楽しんでください。ご利用ありがとうございました。
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